生活
神戸インディペンデント映画祭に行ってきました。11月30日から12月1日の2日間、新開地アートひろば(旧・神戸アートビレッジセンター)で開催されました。2019年に第1回が開催されて、今年で6年目。インディペンデント映画とは自主映画で商業映画ではないア…
神戸と言えば、異人館だったり、港町だったり、その界隈に造られるショッピングモールやアミューズメントの施設だったりを想像し、観光都市をイメージする人が多いと思う。しかし、その反面、交通や人の流れの変化で、賑やかになるところもあれば、寂しくな…
書店が減っている。全国的に。街の小さな書店だけでなく大型書店も減少の一途をたどっている。活字離れ、電子書籍化など色々と要因はあるようだ。電車に乗っても、スマホを見ている(いじっている?)人がほとんどで、本を読んでいる人は少なく感じる。全国…
子どものころ何も思ってなかったことが、大人になって「へえぇ~」って思うひとくち話を紹介します。少しかわった⁉ 神戸の姿でわらわら(笑笑)してね。 おそろいのガラスコップ むかしの小学生は、友だちに家に遊びにいくと勝手に水を飲みます。(今もかな?…
JP六甲道から三宮神社までを走る神戸市バス2系統のバスを旅してみました。 JP六甲道 JP六甲道駅の山側にバスターミナルがあります。ターミナルの隣はフォレスタ六甲、六甲本通商店街が広がりいつも庶民的な賑わいを見せています。市バス2系統はここを始点…
7月から新紙幣が発行されましたが、手にされましたか? ¥10000 = 渋沢栄一 * ¥5000 = 津田梅子 ¥1000 = 北里柴三郎 このお三方の中に、神戸と縁のある方はいないかと 調べてみたら、お一人いました! 我々が一番、手にする機会が多い庶民のお札 ¥10…
今回は神戸の交通事情の変遷を振り返ってみようかと。 神戸と大阪を結ぶ鉄道は、昔から阪急、JR、阪神がほぼ並行に走っている。しかし、神戸市内を東西に貫いて走っているのは JR のみだった。(その頃は国鉄と呼ばれていた)わかりやすく図にするとこんな感じ…
場所は、ちょうど阪急春日野道駅西口を出た南側を 信号3つ分西に行ったところにあります。 南側入り口 北側入り口 駅から行くと北側入り口が見えます はい!これが100年以上続く神戸市最古の市場「大安亭市場」(おおやすていいちば) 市場の名前としては、…
東京に出張したときに、ちょっと落ち着いた空間を求めて「純喫茶」なるものを探してみるのだが、なかなか見当たらない。均質化されたカフェや珈琲専門チェーン店は、いたるところにあるのだが。 最初に注文カウンターでオーダーし、自分でテーブルまで運んで…
5月下旬からあちこちでこんもりした姿が愛らしいあじさい。6月下旬になると、街中のあじさいは少し色が褪せてきましたが、標高450mの神戸市立森林植物園ではちょうど見ごろを迎えています。あじさいの時期にあわせて「森のあじさい散策」が催され、園内を1時…
前回、5月17日の記事の続きです。 poko2023.hatenablog.com 5丁目 平村写真館・ゑり卯商店・横山慶文堂・弥生美容室・長崎屋本店・ジーンズショップ、ミヤキタ 平村写真館 1870年(明治3)創業 写真撮影・DPA 154年営業 ゑり卯商店 1884年(明治17)創業 …
北は山、南は海の神戸。電車と言えば、JRも阪急も阪神も山陽も基本は東西に延びている。その中で急勾配をもろともせずに山に登っていく電車がある。「神戸電鉄」愛称は「神鉄(しんてつ)」。 新開地から鈴蘭台駅に向かい、そこから有馬・三田に向かう有馬線・…
神戸市内で一番古い、150年の歴史を誇る元町商店街! 今回は、その歴史に触れてみたいと思います。 元町商店街入り口 江戸時代、*1兵庫津で栄えた海運業や酒造業が集まる*2西国街道沿いの商業地として栄え、1874年(明治7)「神戸のもとの町」という意味…
ちょっと前から、レコードの人気が復活してきている。ミュージシャンもニューアルバムをレコードでも出してきたりしている。とはいえ、巷に流通するのは圧倒的に中古のレコードが多い。東京や大阪には、タワーレコードやディスクユニオンなどの大手が中古レ…
今年、5月11日で満150歳を迎える「神戸駅」 神戸駅誕生からのヒストリーを探ってみようと思います 1874年(明治7)5月11日 神戸 ⇔ 大阪 鉄道開通により誕生した神戸駅 神戸・大阪間の当時の所用時間は、1時間10分 イギリス製レンガを使って、木造とうまく組…
「秘密のケンミンショー」を観てて、地域の特色ってユニークなものがいくつもあります。そこに住んでると気が付かないけど、一歩引いてみると「ええっ!」ってこと。 神戸にもある特色という名の面白いことを一緒に笑笑(わらわら)しませんか。 神戸市の小…
□”御影”の由来 阪神御影駅近くにある”沢乃井”と呼ばれている泉に神功皇后が姿(御影)を映したことにちなむと伝承されています。そのほかにもいくつかの説があるようです。沢乃井は阪神御影駅の近くの高架下にあります。霊泉といわれ内は薄暗く神秘的な雰囲…
国道43号線沿いにある、酒蔵「神戸酒心館」の酒蔵に飾られているのが 酒心館入口 このチラシに書かれている、福岡筑豊で炭鉱業の名門「貝島家」所蔵の 8段飾りの雛人形です 昭和15年、京都の老舗人形店丸屋(現・丸平大木人形店) 五世大木平蔵 作 www.ooki…
この2月からいくつかのAMラジオ放送事業者が試験的に AM放送を休止する。AM放送の経営難という背景の中で、AM放送をやめたときに社会的な影響がどの程度あるのかという社会実験みたいなものである。今、ラジオはどのぐらいの人に聞かれているのだろう。新型…
~神戸は日本の洋家具の発祥地。明治初めに船大工の真木徳介が加納町あたりに製作所を設け、神戸に持ち込まれた外国製家具や船舶装備品などを見よう見まねで製作を始めたのがその最初と伝えられている。明治末期には5つの洋家具工場と椅子やテーブル類の工…
鎮魂のルミナリエが、1月28日無事に終わりました。 来場者は、229万8000人! 来られた方々の果たしてどれくらいの方が、防災・減災を意識されてたでしょうか。 おそらく大半が、震災を知らない人たちだったのでは? 震災から29年経ち、経験した私も記憶が薄…
住宅地のすぐ北側に保久良神社(ほくらじんじゃ)(海抜185m)があります。 市民の憩いの場所でもあり、保久良登山会は「毎日登山」を実践する仲間の輪から生まれて大正11年から100年間あまり続いている様です。 蛇行した急な坂道を20分ほど歩くと到着します…
遠い昔の記憶、、、12月に幼稚園でイエス・キリストの誕生の劇をしました。マリアさまの役は優しくて人気のあったゆりちゃん、私はその他大勢の聖歌隊。ヨゼフ役のひろしくんの衣装は、ぼろ布のようで少しかわいそうに思った。東方からきた博士のセリフが「…
神戸市で唯一の国宝「太山寺」は 「播州太山寺縁起」によると716年(奈良時代)に 藤原鎌足の孫・藤原宇合が堂塔伽藍を建立 開山(初代住職)は、藤原鎌足の長男・定恵(飛鳥時代の学僧)と書かれています。 この定恵という人は、若くして出家! 遣唐使と共…
Kobe INK物語。神戸市に本社があるナガサワ文具センターが、2007年にご当地インクとして発売を開始したものです。神戸の魅力を伝えるインクを作ろうということで、始められたそうですが、そもそもインクという需要が少ないモノによく取り組まれたなぁと感心…
元町の大丸の北側に100年以上前からお商売をしている額縁屋さんがあります。今回はその末積製額(すえづみせいがく)に、大正・昭和・平成・令和にわたって神戸の街と共に歩んできた3代の歴史をうかがいました。 始まりは甚之助さん 軌道に乗り始めていた矢先 …
神戸市の平成20年の調査で北区の茅葺きは約750棟あるようで、全国でも有数の地域だそうです。 「耐火性が不安」「葺替え費用が高価」と言う理由で年々減っているようですが、一方で「代々伝わったものを後世に残したい」「茅葺が気に入っている」という声…
新神戸駅のすぐ東隣のある、竹中大工道具資料館へ行ってきました。 ここには、縄文時代からの大工道具が展示されていて 大工道具の進化の過程や 道具の作り手・名工の作品やその人物の紹介までされています。 縄文時代は石器時代! 大工道具も、石斧がメイン…
昭和は、自分が生まれ育った時代 つい、最近のこと…と思っていたのに 昭和16年に建てられたという「旧木下家住宅」は 国の登録有形文化財に登録されていました! 舞子公園の北側にあります。 昭和16年ですから、戦前に建てられたということになります。 です…
神戸には昔から沢山のパン屋さんがあります。 神戸市のパンの年間支出額は京都市と1位2位を争っています。 ■神戸のパン屋さんの歴史 1868年に神戸港が開港した翌年にベーカリーが出来たそうです。 1905年にドンクの前身の藤井パンが創業、1951年にドンクに…