「山麓リボンの道」とは六甲山系のふもと、海と山が近い神戸のまちをリボンのように東西につなぐ全長45kmの散策路です。12区間に分かれており六甲山麓の自然と街並みや景観を楽しめるようにルートマップが整備されています。
神戸市サイト
今回は第二回目として「六甲のやますそ」を歩きました。

■白鶴美術館
「本山のみち編」(前回)の甲南大学から西の方向に歩いていくと住吉川にたどり着き、川沿いに山側へ上がっていくと白鶴美術館に着きます。白鶴美術館は1934年に白鶴酒造の7代目嘉納治平衛氏により開設され、当時から古美術品500点を所蔵していました。建物は阪神モダニズムの代表的な建築です。



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白鶴美術館から海側に50mほど下がったところには旧乾邸があります。瓦を積み上げたような塀が独特です。旧乾邸も阪神間モダニズムの代表的な建物です。建物の山側を歩いて突き当たりに小さな若宮八幡神社があります。地域の人たちにより綺麗に管理されています。


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若宮八幡宮を出て、まっすぐの坂道の先に大阪湾を眺めることができます。10年ほど前に阪神御影に高層マンションができてからは眺めが変わりました。

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少し西へ進むと山の斜面に作られたオシャレなマンションや数年前に開発された分譲地に新しい住宅があります。ここには2011年に解体されたウォーリズの美しい住宅(小寺邸)がありました。解体に至った経緯はわかりませんが残念です。

小寺邸の写真は「ウォーリズを訪ねて」より引用
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■甲南医療センター
鴨子ヶ原へ行くバス道を登って甲南医療センター(旧甲南病院)の前を通過しました。甲南病院は1934年に平生釟三郎により「病人ノタメノ病院タラン」の理念で設立されました。当時の建物は戦災で一部焼失したものの阪神間モダニズムの立派な建物で80年以上の間使用されてきました。保存を望む声も多かったようですが、病院の機能をさらに充実させるべく、2021年に甲南医療センターへ改名して建物も新しくなりました。今も平生釟三郎氏の理念が引き継がれて地域の中核医療を担っています。





旧甲南病院の写真は「近代建築Whach」より引用
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■知恵地蔵
さらに山側へ急な坂道を進んで行きます。鴨子ヶ原のメイン道路から離れて北西の道を進みます。住宅地を少し歩くと「知恵地蔵」というお地蔵さんとその横には大きな石灯篭があります。調べて見ましたが詳細はわかりませんでした。鴨子ヶ原公園の一角で西側の新田川により削られた崖地と住宅地の間の細長い公園です。


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細い通路を通り新田川へ降りていきます。降りたところは「大仏砂防ダム」の堰堤の上にかかってる小さな橋に出ます。橋の下は親水公園になっており、地元の人たちで育てている花壇が綺麗です。なぜ「大仏」なのかと思ったので調べると昔の地名の「大仏ケ平」からきていると思われるようです。
ブログ「日本1000公園」より
3921/1000 大仏砂防ダムの親水広場(神戸市東灘区)-日本1000公園




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住宅地の中を通りすごい坂道にたどりつきました。そこには2009年開設のトラストグレイス御影という高級シニア住宅があります。広大な敷地で眼下には大阪湾まで神戸の住宅地が広がり素晴らしい眺めです。


坂の左手がトラストグレイス御影

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■親和女子高等学校
やっとの思いで坂道の上までたどり着き、あとは住宅地の中を下ります。左手に親和女子が見えてきます。親和中学校と親和女子高等学校です。人工芝のグラウンドが綺麗です。1887年に元町に開校した神戸市で最も古い女学校で、1989年に中央区下山手通りから移転してきました。地元では「しんな」と呼ばれています。



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■神戸大学
親和女子から別れて西方向に小さな道を通って神戸大学に向かいます。途中で道を間違えて「十禅寺」へ行ってしまいました。改めて六甲山に向かう道に出て昔の教育学部を横目で見て神戸大学の敷地に入りました。教育学部は今は「国際人間科学部」になって、その中に「学校教育学コース」と「乳幼児教育学コース」があるのですね、知らなかった。




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馬術部の馬場、工学部、農学部と通り過ぎて神戸大学の西端から阪急六甲駅へ向けて下りて行きました。「六甲登山口」交差点の手前には「六甲カトリック教会」がありそのモニュメントの横を学校へ向かう多くの学生さんにすれ違いました。高市首相の後輩たちです。頑張って日本の未来を築いてほしいと願います。




以上で「山麓リボンの道 02六甲のやますそ」を踏破しました。今回も坂道が多くクタクタです。閑静な住宅街と六甲山麓にかつて点在した阪神間モダニズム建築の風景を思い浮かべながら今日の散策を楽しみました。次回は「山麓リボンの道 03摩耶山のふもと」を楽しみます。
いいね。やっぱり神戸が好き。
もっとKOBE ずっとKOBE
ではまた次回をお楽しみに♠️















































































































































































































































