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お花に囲まれて避暑ができる 六甲高山植物園

 

六甲ケーブル山上駅を降りると、少し空気が違うのを感じます。
山上バスに揺られ「ミュージアム前」で降りると、植物園の西入口に到着。
頂上に近いとこにあるので各地の高山植物に出会うことができます。

出迎えくれたのはキレンゲショウマ

まだつぼみですが、森の妖精のような可憐なお花


睡蓮の池にかかっているプリンスブリッジを渡ると、低い『ブォーンブォーン』という牛のような鳴き声が聞こえてきます。

可憐な水辺のお白い花とウシガエルの組み合わせは、なんともユニーク。

 

華麗なすがたのヤマユリ

ヤマユリが間もなく満開を迎えます、緑の固いつぼみがいくつも目に入りました。
ところどころに一足早く咲いている株があります。

 

やっぱり神戸の花 アジサイ

市街地ではもう花どきが終わった紫陽花がアジサイ園全体を覆うように咲いています。
「六甲ブルー」と呼ばれるさわやかな水色は、涼やかな気分にせさてくれます。

六甲ブルーに包まれるような空間
ちょうどこの時は、ヒグラシのカナカナカナという鳴き声が山に響き渡っていました。

六甲山系は弱酸性の土壌で、青系の発色が特に鮮やかだそうです。
つまり、ピンクのアジサイだとアルカリ性の土壌だということなんですね。
NHKの朝ドラのモデル 牧野富太郎先生がヒメアジサイと名づけたことを知りました。

 

元気をくれるオレンジ色のニッコウキスゲ

ちょうど満開だったのが「ニッコウキスゲ
ずいぶん前に北海道の礼文島で山全体に群生している「エゾカンゾウ」を見たことがあります。夏の暑さにも負けずに断崖に咲く鮮やかなオレンジ色の花を懐かしく思い出しました。

ニッコウキスゲとエゾカンゾウは微妙な違いはあるものの同じ種とされています。

高原気分を味わえる静かな場所

園内はのんびり回れる大きさで、ひと休みできるベンチやハンモックカフェや休憩所がありボーっすることができます。

ちょうど、開園90周年記念事業で「牧野の足あと 神戸で見つける博士と植物」展が開催されていました。
陽のあたるところはさすがに暑さを感じますが、木立の中は涼しく胸いっぱいに空気が吸えます。

いいね。やっぱり神戸が好き。

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ではまた次回をお楽しみに♦