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震災の記憶を語り継ぐ ルミナリエ

この度は、2024年1月1日に発災した能登半島地震に思いを馳せ、
亡くなった方々のご冥福を祈るとともに、被災された皆さまに1日も早く、暖かな日常が戻ることを心よりお祈り申し上げます。


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初めてルミナリエを体験してから、はや29年の月日が経ちます。
光の彫刻と言われるルミナリエを見たとき
 仰ぎ見るアーチの回廊が続いていくことに
 夜の闇の中、優しく照らしてくれる光の温かさに
 崩れた街や家を見続けていた時に現れた美しい風景に
私だけでなく、多くの人々が涙を流しながら静かにかみしめながら歩いていました。

ルミナリエのおかげで、震災の起った神戸には各地から多くの観光客が訪ねて来てくれるようになりました。
当初は、「震災の記憶を語り継ぐ」ルミナリエでしたが、時間の経過とともに12月のクリスマスイベントの1つに姿が変わっていったように思います。

そのためか開催についてさまざまな声があがるようになったことに加え、運営費にも苦慮していたそうです。

令和元年から4年ぶりに開催される、29回目のルミナリエ
会場もこれまでと大きく様変わりして、「東遊園地」「旧外国人居留地」「メリケンパーク」に分かれて開催されます。

開催期間:2024.1.19(金)~1.28(日)
点灯時間:薄暮 〜 21:30

会場は「有料エリア」もあるので、チケットの販売場所や購入方法を事前に調べてください。
私は初日の夜の9時前に行ったので、有料エリアには入らず外から見て回りました。

メリケンパーク会場〉

光の回廊「ガレリア」が左の方に続きます。正面の「フロントーネ」にはキリッとした美しさを感じます。

〈旧外国人居留地会場〉

1つ1つは小さい光のオブジェですが、配置のせいか光に囲まれた感じがします。銀行の大きなガラスに映って輝いていました。


〈東遊園地会場〉

大きな大きな 壁掛け「スパッリエーラ」とアーチが、南へ続きます。

消灯時刻ギリギリに間に合った 光の聖堂「カッサアルモニカ」、市章のオブジェの下には「希望の灯」が静かにともっています。

会場には写真では伝えきれない、感動や空気、音があります。

第29回 神戸ルミナリエ 2024のサイト
https://www.feel-kobe.jp/kobe_luminarie/

いつもルミナリエを観て胸が熱くなることは、見事な美しい光の芸術は
近くで見ると豆電球よりちょっと大きなサイズの電球が作りだしていること。
電球の1つ1つが輝くからこそできる、まばゆい光の芸術。
そう思うと変哲のないただの電球が愛おしく、人々の心のように感じてしまいます。

新しい形で開催された、ルミナリエができればこれからも続いて多くの人を優しく包んでほしいと願います。

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ではまた次回をお楽しみに♦

出典:神戸ルミナリエ https://www.feel-kobe.jp/kobe_luminarie/