阪神タイガースとオリックス・バッファローズの優勝に続く快挙で、神戸にゆかりのあるチームの活躍が目覚ましい年になりました。
11月25日に優勝を決定して、12月3日に優勝を祝う会がメリケンパークで開催されました。
■優勝への軌跡
1995年 ヴィッセル神戸設立
1月17日初練習が予定されていた日の朝、阪神大震災
2001年 ウイングスタジアム完成
2004年 三木谷会長がチームを受け継ぐ
2005年 J2降格
2006年 J1復帰
2012年 2度目のJ2降格
2013年 J1復帰
2017年 元ドイツ代表 ルーカス・ボドルスキ加入
2018年 元スペイン代表 アンドレス・イニエスタ加入
元スペイン代表 ダビド・ビジャ加入
2020年 天皇杯優勝
2020年 FUJI XEROX SUPER CUP優勝
2023年 イニエスタ退団
2023年11月25日 J1優勝
阪神大震災は神戸に大打撃を与えて、その復旧のための地方債の返済が2020年3月で完済し、いよいよ街の活性化につながる積極的投資ができる状況になり、三宮の再開発などが進められています。
震災のこの日にヴィッセル神戸の初練習が予定されていたことは知りませんでした。震災を起点にした神戸の復興とヴィッセル神戸の軌跡が重なっていることに不思議な因縁を感じます。
神戸出身の三木谷さんがヴィッセル神戸を引き受けることを決断した言葉が、神戸市からの「このままでは消滅します。」だったそうです。赤字覚悟の決断には神戸に対する想いと男気が感じられます。いろいろなことに挑戦していく三木谷さんにも声援を送りたいと思います。挨拶の最後に「楽天モバイルもよろしく」と言われたことが印象的でした。
■1万5千人のサポータが集まり初優勝を祝福
吉田孝行監督、全選手、スタッフが舞台に上がり、神戸市長久元喜造、兵庫県知事齋藤元彦のお祝いの言葉、吉田監督、初瀬亮選手、三木谷会長、山口蛍主将、のユーモアたっぷりの挨拶は喜びに満ちあふれていました。優勝シャーレが掲げられた時、お祝いは最高潮に達しました。サポーターと選手が応援歌「神戸讃歌」の大合唱をして、みんなで幸せに酔いしれました。海辺では花火も上がり、V・I・S・S・E・Lの文字が花火で描かれて会場は大歓声に包まれました。
神戸讃歌
俺たちのこの街に お前が生まれたあの日
どんなことがあっても 忘れはしない
共に傷つき 共に立ち上がり
これからもずっと 歩んでゆこう
美しい港町 俺たちは守りたい
命ある限り 神戸を愛したい
いいね。やっぱり神戸が好き。
もっとKOBE ずっとKOBE
ではまた次回をお楽しみに♠️