明石海峡を望む神戸市垂水区の高台の星陵台から、南に下る坂は驚くほど急な坂道。
特に愛徳学園のある愛徳坂は水筒でも落とそうものなら、山陽電車の霞ヶ丘の駅まで転がっていきそうな急勾配の坂道です。
この坂が少しなだらかになった歌敷山1丁目に、お訪ねした「秘密の館」があります。
珍しいものが観られるこの場所は、正式名を「絵葉書資料館」と言います。
歌敷山の閑静な住宅街一角に建つ立派な邸宅は、館長さんのご両親のお住まいでした。

「絵葉書資料館」はインターフォンを押して館内に入れてもらいます。(私が訪ねたときは、3日前までの事前予約が必要でした。)
受付すぐから始まる、絵葉書の展示数は「えっ!」と声が出てしまうほど圧巻です。


壁にびっしりと展示されている絵はがきですが、カテゴリーに整理されているので観やすく、すぐ目の前で観られるので繊細な描写や紙質まで感じ取ることができます。
絵はがきの歴史や世相の説明もあり、単なる絵のついた「はがき」でなく時代のトレンドがそこに表現されていている、身近なアートだったことがわかりました。



ここには昔の神戸の風景の絵はがきも多数あり、復刻版を購入することができます。専用コーナーがあって、そこに座りながら何冊ものファイルからゆっくりほしい絵はがきを選べます。
展示されている絵はがきの一部の複製も購入できるのでうれしい。
大正ロマンの絵はがきが販売されているコーナーには、少女マンガの草分け中原淳一が描いた少女たちもあり、うわっ!とうれしくなりました。

そうそう、絵はがき以外にも「滑稽新聞」、すごろく等もあって初めて観る文化に興奮して、時間を忘れてしまいます。
秘密の館は2階もあり、「神戸ドールミュージアム」と「神戸時計デザイン博物館」が併設されています。
こちらも絵葉書資料館と同様に、所せましと珍しい西洋のお人形や時計の数々が展示されていて、懐かしさや・珍しさ・美しさなどいろんな感情が混じって見入ってしまいます。




ドールミュージアムのお人形たちの中に、ひっそりと「人形交流」の写真や絵はがきも飾られていました。


見どころ満載の「絵葉書資料館」とその2階の「お人形」と「時計」ですが、まだ3階があります。ここには館長さんの撮られたきれいな夕焼けや明石海峡大橋の写真が展示されています。
そして最後にこの3階のベランダから明石海峡大橋を眺望することができます。
淡路島を借景に威風堂々とそびえる大きな橋と包み込むような柔らかな海峡の水面の風景を観ることができる、とっておきのスポットです。
※訪問した日は、雨が強く素晴らしい眺望をお届けできず残念でした。
前に撮った写真でご勘弁ください。

私が勝手に「秘密の館」と呼んでいますがHPもあり誰でも行けるので、是非 お訪ねください。タイミングがよければ館長さんがいらっしゃって、お話しすることができますよ。
いいね やっぱり神戸が好き
もっとKOBE ずっとKOBE
ではまた次回をお楽しみに♦
絵葉書資料館 https://www.ehagaki.org/
◇所在地 〒655-0037 兵庫県神戸市垂水区歌敷山1-7-20
◇開館日 時間
予約制 火・木・金(不定休館日:盆・年末年始)
予約電話:078-327-4680
11:00~17:00
◇入館料
大人:500円(高校生以上) 小人:400円(小中学生)
①絵葉書資料館 ②神戸ドールミュージアム・神戸時計デザイン博物館、2館共通割引券。
他優待割引の併用はできません。
大人:1300円 (高校生以上) 小人:1000円(小中学生)
◇アクセス
・山陽電鉄霞ケ丘駅より徒歩7分
・JR垂水駅西口より山陽バス1系統愛徳学園前下車徒歩3分
・JR垂水駅西口よりタクシー1メーター
・車でも行けます。近くに駐車場有
※絵葉書資料館のホームページより
神戸ドールミュージアム http://timeroman.com/kobedollmuseum/
神戸時計デザイン博物館 https://www.kobe-clock-design-museum.org/